DNAの展覧会鑑賞記録帳
展覧会名 ルノワール展
会場 西武百貨店池袋展特設会場
会期 1971年10月12日~11月24日
私が生まれて初めて行った本格的な美術展。小ぶりのカタログの糊はすでに劣化し、ページは簡単にはがれてしまう。あまり紙質も良くない所為か、すでに黄ばんでしまっている。36年も経っているのだから仕方ないだろう。ベージュ色の電車に乗って、家族で出かけた日の事を本当に良く覚えている。暖かく、柔らかく、明るい命に満ちた絵が、私の絵画に対する愛の原体験になった。会場で買ってきた白いエプロンの少女の額絵は色あせるまで、私の部屋の壁を飾っていた。
このカタログの為にルノワールの息子ジャン・ルノワール氏が「父のおもいで出」という一文を寄稿している。泣きたくなるほど暖かく優しい文章だ。生涯描くことを欲し続けたルノワールの最期の姿は本当に胸を打つ。
会場 西武百貨店池袋展特設会場
会期 1971年10月12日~11月24日
私が生まれて初めて行った本格的な美術展。小ぶりのカタログの糊はすでに劣化し、ページは簡単にはがれてしまう。あまり紙質も良くない所為か、すでに黄ばんでしまっている。36年も経っているのだから仕方ないだろう。ベージュ色の電車に乗って、家族で出かけた日の事を本当に良く覚えている。暖かく、柔らかく、明るい命に満ちた絵が、私の絵画に対する愛の原体験になった。会場で買ってきた白いエプロンの少女の額絵は色あせるまで、私の部屋の壁を飾っていた。
このカタログの為にルノワールの息子ジャン・ルノワール氏が「父のおもいで出」という一文を寄稿している。泣きたくなるほど暖かく優しい文章だ。生涯描くことを欲し続けたルノワールの最期の姿は本当に胸を打つ。
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2007年、新たな目標ができた。
大好きな美術史をまたもう一度勉強しようと思う。
ここには、見に行った展覧会について、感想などを記録していこうと思う。
大好きな美術史をまたもう一度勉強しようと思う。
ここには、見に行った展覧会について、感想などを記録していこうと思う。
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