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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2007年3月31日(土)曇
会 場 国立西洋美術館
会 期 2007年3月6日~6月7日
入場料  850円
図 版 2000円
記念講演会 国立西洋美術館研究員の渡辺晋輔氏
      アルベルティの「絵画論」とマンテーニャの版画について
      (レジメをミュージアム・ショップに置き忘れてしまったの       で正しい題は分からない。粗忽者め!!)


1時に上野に到着。講演会の開場が1時半の為、先に常設展示を鑑賞。平成17年度新規取得作品が何点か出ていました。まず、私の一番のお気に入りの「ある男の肖像」とご対面。いつみても素敵!ちょっと鼻の下が長いのが難点なのだが、灰青色の目がすごくきれいなんです。襟元の毛皮の縁取りとか、頭に巻いたターバンの飾りとか、すごく細密に描かれているんです。ここに来て、彼に会えるとちょっと幸せな気分になれます。今回は18世紀の部分を重点的に鑑賞。レノルズやフラゴナール、ナティエなんかもあるんですよ。松方コレクションを基礎に、なかなか良い物がたくさんあります。ロダンの彫刻はかなりあるし、上野に行ったらぜひ見に行きましょう。庭にあるロダンの彫刻だけなら無料で見られますよ~。

地下2階の講堂にて記念講演会を聴講。150人定員に約120人ほどか?年齢構成としては、若い学生さんと思われる人、私のような中年おばさん、数として多かったのはリタイアしたと思われる夫婦連れ。どうも常連さんらしく、慣れた様子の品のいいご夫婦もいらっしゃいました。
講演会で丁寧な解説をしてくださったので、展示を見る際の着目点がはっきりして楽しむ事ができました。版画によってイタリア絵画がドイツやフランドルの絵画に影響を及ぼしたり、逆にデューラーの版画かイタリアの版画家に影響を及ぼしたり。また、銅版画の技法があっという間に洗練されていく様子が展示作品から見て取れて、興味深かったです。


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