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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2012年8月26日(日)
会 場 東京芸術大学美術館
会 期 2012年7月12日(木)~ 2012年9月17日(月)
入場料 一般1400円 大・高校生800円 

大学の卒論で遼代墳墓壁画をテーマに取り上げたので、この展覧会は楽しみにしていた。近年発掘調査が進み、謎が多かった契丹について、いろいろな事がわかってきたらしい。大唐帝国が滅んだ後、中国東北部に興ったこの国は、世界帝国としての唐の文化を引き継ぎ、思っていた以上に高い文化水準を持った国だったのだ。
今回出品されていた物は、遼王家の女性の墳墓や建立した仏塔から発見されたものが中心なのだが、宝飾品や工芸品は非常に精緻なもので、正直驚いてしまった。特に、正倉院宝物などとも共通する東西交易による影響なども見られて、興味深かった。今後も発掘調査によって、どんどん新しい事がわかってくるのだろうなあ・・・。とても楽しみです。
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