忍者ブログ
DNAの展覧会鑑賞記録帳
[133]  [132]  [131]  [130]  [129]  [128]  [127]  [126]  [125
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鑑賞日 2012年9月8日(土)
会 場 三菱一号館美術館
会 期 2012年9月8日(土)~ 2013年1月6日(日)
入場料 一般1500円 高校・大学生1000円 小・中学生 500円
図版 2300円

日本で初めてのシャルダンの個展です!三菱一号館美術館のwebサイトで、シャルダン展が開催される事を知った時から、ずっとこの日を待っていました。18世紀フランスを代表する静物画・風俗画の巨匠なのに、日本ではほとんど知られていません。シャルダンと聞いて頭に浮かぶのは、某メーカーの芳香剤なのではないかと思います。どちらが先かと言えば、勿論画家シャルダンが先。

日本ではフェルメールが大人気ですが、シャルダンの作品は、フェルメールの作品に引けを取らないくらい、日本人好みのものではないかと思います。何気ない日常の雑器や生活を描きながら、ゆるぎない普遍性を持った絵なんです。シャルダンはフェルメールほどではないにしても、60年の長きに渡る画業に比べると寡作と言えます。作品1つ1つの完成度の高さを見れば、その理由は明らかです。

38点という点数は、少なく感じられるかもしれませんが、展覧会を見終わった時の満足感は、非常に高く、何度でも足を運び、再び1点1点をゆっくり味わいたい!と思う事でしょう。38点を見る為に、1時間半かけてもまだまだ足りないと思いました。

会期は始まったばかりですが、混まないうちにぜひ見に行ってください。静かに絵の前に立って、ゆったりと絵と対話してみてください。絵画の豊かさをきっと実感できるはずです。
ポスターにもなっている、木いちごの籠は本当に素晴らしく、こんな絵を所有し、毎日見る事が出来る人はどんなに幸せだろう・・・とうらやましくなってしまいました。

もう一回、絶対見に行きたいと思います。


PR
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
DNA
性別:
非公開
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]