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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2007年5月27日(日)
会 場 川越市立美術館
会 期 2007年4月21日(土)~6月17日(日)
入場料 500円 
図 版 2000円 

 午後から買い物がてらに娘とふらりと出かけてみました。チケット売り場で「2時から講演会がありますよ。講演会をお聞きになるなら400円になります。」といわれ、二つ返事で講演会を聞くことにしました。娘は講演会デビューです。講演者は栃木県立美術館時別研究員の小勝禮子さん。中3の娘が90分の講演を飽きずに聴けるか少し心配したのですが、杞憂でした。居眠りもせず、真剣に聞いていました。思わぬところで娘の成長を感じることができました。
 今回の展示は、栃木県立美術館が耐震補強工事の為1年間休館になるという機会を利用したもので、栃木県立美術館の所蔵作品のみによる展覧会です。ラファエロ前派のロセッティの「レディ・リリス」は前期のみの展示との事で見られませんでしたが、コロー、ターナー、ゲインズバラの油彩風景画などもありましたし、ワトー原画の銅版画やドラクロワ原画のリトグラフ、ドーミエ、ミュシャ、ビアズリーなど、良く聞く作家の作品を見ることができました。中心は版画や印刷物(新聞や本)でしたが、18世紀から19世紀に興味をひかれているので、講演会の内容もなかなか興味深く、有意義な午後を過ごすことができました。
今回、ギュスターブ・ドレの作品が全体の中では多く、なかなか見ごたえがありました。ミルトンの失楽園、ダンテの神曲、セルバンテスのドン・キホーテ、聖書などの挿絵はなかなかすばらしく、じっと見入ってしまいました。
 娘が美術に興味を持ってくれているので、親子で肩肘張らずに楽しむ展覧会としてはちょうど良いものだったと思います。難点は駅からちょっと遠いところに美術館があるという点でしょうか。駅前から市内の観光地を回るバスなども出ています。それを利用すると、美術館の前まで行くことができます。埼玉県にお住まいの方は川越観光がてらにお出かけになってみてはいかがでしょうか。
 
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