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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2010年5月2日(日)
会 場 埼玉県立近代美術館
会 期 2010年4月7日(水)~ 5月16日(日)
入場料 一般900円、大高生720円
図 版 2300円

3月の企画展でもらったチラシを持ち帰ったら、娘が見に行きたいと言ったので、一緒に出かけました。
京浜東北線北浦和駅前すぐの公園内の美術館はなかなかいい立地です。開館とほぼ同時に入場。一時間かけて観賞。私は少女をモチーフにした連作が気に入って、しばし見入ってしまいました。娘は「不思議の国のアリス」の連作がとても気に入ったらしく、最初の版画の部分は流していたのに、ラストの方では張り付いて見ていました。色使いなどが娘の好みだなあと思いましたけど。

観賞の後、レストランのテラスで昼食をとりました。公園の緑がとても心地よかったです。このレストランの玉ねぎ入りパンはとてもおいしいのですよ!お出かけになったら、ぜひお試しを。
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鑑賞日 2010年4月10日(土)
会 場 三菱一号館美術館
会 期 2010年4月6日(火)~ 7月25日(日)
入場料 一般1500円、大高生1000円 小中学生500円
図 録 2500円

1894(明治27)年、英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された、クイーン・アン様式の三菱合資会社の銀行部の建物は、老朽化のために1968(昭和43)年に解体されましたが、今年、三菱一号館美術館として当時の設計図などをもとに再建築されました。

その開館記念展が「マネとモダンパリ展」です。

マネの作品80点あまりと同時代の画家や彼が生きた時代のパリの様子を写す資料など約80点で構成された力の入った展覧会です。マネの作品をこれだけ一度に見ることができるのは珍しいとのことです。

そもそもが事務所ように設計された建物なので、美術館として機能的かどうかというと、かなり怪しい。というか正直言って、人気画家の展覧会などを開くにはかなり無理な作りと言えます。誘導等はきちんとされていましたが、上手に入場制限をかけながら入れていかないと大変なことになりそう。一旦エレベーターで3階に上がり2階1階と降りてくるのだけれど、どうにもゆっくり見る心境になれないですね。

立地的にはすごくいい場所なので、きっとこれからも混むんだろうと思います。そのうち人気の展覧会は入場予約なんかを取るようになりそうな予感がします。

サイトで確認したら、来年ヴィジェ・ルブランの展覧会をするらしいです。18世紀フリークとしては、外せない企画展ですねえ。

今回の展覧会で、気になったのは、マネの静物画です。マネというと人物画の印象がすごく強いので、静物画に興味が惹かれました。

夏まで会期がありますけど、休日より平日の方が混まないのでしょうかしら?






鑑賞日 2010年4月3日(土)
会 場 神奈川県立歴史博物館
会 期 2010年2月20日(土)~3月28日(日)【前期 神奈川県編】
       4月 3日(土)~5月 9日(日)【後期 銀行建築編】
入場料 一般800円、大学生500円 高校生100円

横浜正金銀行本店として建てられた建物。ネオ・バロック様式の洋風建築です。横浜美術館でポンペイ展を見た後、ふと思い立ってふらりと立ち寄っ見ました。

ちょうど特別展が開催中。建築家・岡義男氏が描いた彩色立面図を中心に、現況写真や関係資料にもよりながら、日本銀行本店など全国各地の銀行建築が展示されていました。銀行の建物ってとっても偉そうで立派なものが多いんですよね。昔は本当に銀行ってお堅いイメージがありました。それは多分に立派な建物のイメージに拠ったものだったのかもしれません。

それにしても、ほとんどお客さんがいないのに、受付に職員が2人座っていました。一人でも十分なような気がしましたけど・・・・。


鑑賞日 2010年4月3日(土)
会 場 横浜美術館
会 期 2010年3月20日(土)~ 6月13日(日)
入場料 一般1400円、大高生1100円 中学生800円


西暦79年8月24日イタリア半島南部にあるヴェスヴィオ山が大噴火、ポンペイやエルコラーノなど周辺の街々は、一昼夜にして 火山灰の下に埋没した。1700年もの眠りについた町は、18世紀 半ばに発掘作業が本格化し始めヨーロッパは古代ブームを迎えます。書物の中でしか知ることができなかった古代ローマの実像をタイムカプセルに封じ込められたようなポンペイの町から18世紀の人々は知ることとなたのです。

今回の展覧会はポンペイからの出土品を中心に、日本初公開を含む壁画、彫刻、工芸品、日用品など約250点が紹介されています。


今回の展示品でなんといっても興味深かったのは、ポンペイの郊外にある別荘から出土した浴槽および給湯システムです。立派な大理石の浴槽に湯沸かし装置はとても2000年も前のものとは思えません!!非常に贅沢なものであったとしても、あの当時こんなものがあったとは!!
この装置を見るだけでも価値があると思います。

18世紀にポンペイを発掘した人々もきっと驚いたんだろうなあと実感できました。それにしても、ローマの技術はどうして失われてしまったのだろうなあ・・・・と疑問にもなりました。
鑑賞日 2010年3月28日(日)
会 場 埼玉県立近代美術館
会 期 2010年2月20日(土)~ 3月28日(日)
入場料 一般900円、大高生720円
図 版 2300円

会社の同僚から招待券をいただいたので、最終日に滑り込みで見に行きました。期待以上に良い展覧会でした。今日はまるで冬に逆戻りをしたような寒さ。開館時にはほとんど人もおらず、ゆっくりと見ることができました。版画作品ばかりですが、なかなか見ごたえがありました。
最近は地方美術館も個性的な企画展を意欲的に開いています。東京だけでなく案外地元美術館に目を向けてみると、思わぬ掘りだしものに出くわすものかも知れません。

今回、気になったのはシャルル・メリヨンの作品。19世紀フランスを代表する版画家だそうです。晩年精神を病み狂気のうちに生涯をとじたそうですが、繊細で緻密な描写の画面からは確かに言い知れぬ迫力を感じます。

埼玉県立近代美術館の館内にはイタリアンレストランがあるのですが、ここの自家製玉ねぎパンはとってもおいしい!広い庭園は子供さんを遊ばせるのにももってこい。京浜東北線北浦和駅すぐです。子供むけプログラムも充実しているようです。公共施設を上手に利用したら、お金をかけずに情操教育ができるんですよね~。
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