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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2009年11月28日(土)
会 場 国立西洋美術館
会 期 2009年9月19日(土)~ 12月13日(日)
入場料 一般1500円 大学生1200円 高校生700円
図 版 2300円
公式HP http://roma2009.jp/index.html

会期もあと2週間と迫ってきたので、とにかく行かなきゃ~と出かけた「古代ローマ帝国の遺産展」想像していたより、ずっと面白かったです。
大きな大理石の人物柱や丸ごと建物からはがしてきた壁画といった普通の展覧会とは違ったスケールの大きな作品が並ぶ会場は、いつもの西洋美術館とはまったく違った感じ。

古代ローマ史は詳しくないけれど、とにかくローマ時代にヨーロッパ文明の基礎はほとんど整えられていた。というか、これだけあらゆる意味で進んでいたのに、どうして中世にあんなになっちゃったんだろう?って不思議だ。

ポンペイから出土した銀食器やらブロンズの室内調度品なんて、現代のものとほとんど変わらないって感じです。フレスコ壁画も美しくて本当にびっくりした。

ポンペイとヘルクラネウムは18世紀に発掘されたのだけれど、当時の人々が古代ローマの市民の生活水準に驚愕し、古代ローマブームから新古典主義が広がるのも無理ないだろう。

展示の最後にコンピューターグラフィックスで再現されたポンペイ「黄金の腕環の家」の映像を見ることができるのだが、これは本当に素晴らしかった。こんな別荘に私だって暮らしてみたい~!!

展示を見たあと、記念講演会にも参加して、外に出たときにはとっぷり日が暮れて庭がライトアップされていました。お若い方、デートによろしいかも?!
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