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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2010年5月29日(土)
会 場 国立新美術館
会 期 2010年5月26日(水)~ 2010年8月16日(月)
入場料 一般1500円 大学生1200円 高校生800円 
公式HP

オルセー美術館は1850年ごろから1914年(第一次世界大戦勃発)までの美術品の収集・収蔵をしている。それ以前はルーブル美術館・それ以降はポンピドゥー・センターがカバーしている。

江戸幕府が倒れ明治政府になって、日本人がヨーロッパ美術に触れ始めた時代がちょうどオルセー美術館がカバーしている時代と重なる。国立西洋美術館の中核コレクションを見てもわかるように、その当時の前衛芸術に位置づけられる印象派絵画が、日本に早くから紹介された。印象派自体が非常に強く日本絵画の影響を受けている為か、キリスト教や古典文学の素養がなくても理解しやすい風景画や風俗画が多い為か、現在でも印象派絵画の人気は非常に高い。

今回の展覧会は、ポスト印象派(私が学生の頃は後期印象派と言っていた)と言われるセザンヌ・ゴッホ・ゴーギャン・スーラ等の作品を中心に、更にボナール、モーリス・ドニ、ヴュイヤール等ナビ派の作品がかなりまとまって出品されている。

美術の教科書に掲載されている作品が多数含まれている。図版でよく見知った作品の本物を目にすると、やはり印刷と本物との質感や印象の違いを強く感じる。

非常に有名な画家の作品でも、やはり個人的な好き嫌いというものがある。今回の出品作ではモネ、スーラ、モロー、ルドンが良かった。

天気も今一つで会期が始まったばかり、更に午後4時という時間にも関わらず、結構な人出だった。TVで紹介番組などが入るとかなりの人出になるだろうと予想される。ゆっくり楽しむには、早い時期の方がいいかもしれない。



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