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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2011年12月10日(土)
会 場 損保ジャパン東郷青児美術館
会 期 2011年11月23日(水)~ 12月27日(火)
入場料 一般1000円、大学高校生600円 中学生以下無料
図 版 2000円

4月に開催される予定だったこの展覧会だが、震災の影響で延期されての開催。

広告で、「アルプスの画家」とうたっているので、スイス人の画家なのかと思ったら、生まれはイタリアの人だった。日本は島国なので、外国との交流は海を越えなければできないが、ヨーロッパは地続きなので、簡単に外国に行くことができる。生まれがイタリアで、フランス絵画の影響を受け、スイスに画題を求めるなんてことも全く自然なことなのかもしれない。

このところずっと、仕事が忙しく、心がささくれだっていたような気がするが、セガンティーニの絵を見て、すうっと気持ちが軽くなったような気がした。静かで温かな絵は、確かな技術に支えられてのものなのだろう。くっきりとした高原の空気感が存分に描き出されているように思う。

特に気にいった絵は、雌牛の頭部を描いた小さな作品。なんということのない絵なのだが、斜め後ろから描かれた雌牛の鼻先が柔らかく光っていて何故だかはわからないけれど、とても心魅かれた。小さな作品だし、有名な絵でもないので、絵ハガキも当然なし。欲しかったなあ・・・・。












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