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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2011年8月7日(日)
会 場 町田市立国際版画美術館
会 期 2011年6月18日(土)~ 8月7日(日)
入場料 一般600円、大・高校生300円




この美術館を訪れるのは初めて。町田駅から徒歩15分ほどなのだが、今日はとても暑かったので行きはタクシーを利用した。森に囲まれた閑静な美術館だ。今日が最終日だが、人影はあまり多くない。14時からの学芸員さんによるギャラリートークに参加。40前後と思われる学芸員さんの解説は丁寧でとてもよかった。

展覧会のタイトルどおり、19世紀から詩画集として制作されたものを中心に約180点が出品されている。

今回とくに気に入ったのは、1962年に刊行された9人のアーティストによるランボーをテーマにした版画集。特にジャコメッティのものが良かった。人体をそげるだけそいだような彫刻で有名なジャコメッティだが、ランボーの顔を描いた肖像は魅力的だと思った。

ルオーの「悪の華」のシリーズは圧巻だった。版画である事を忘れそうになるほどの白と黒の質感。ルオーの職人魂が迫ってきた。

企画展も面白かったが。常設展示の「素朴な美-フランスの民衆版画-」
「シリーズ〈現代の作家〉長谷川潔」も見ごたえがあった。
常設展の方は9月25日まで会期がある。

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