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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2008年2月2日(土)
会 場 大日本印刷本社内 ルーブルDNPミュージアムラボ
会 期 2007年10月27日(土)~2008年3月1日(土)
    観覧無料 完全予約制http://museumlab.jp 


ルーブルDNPミュージアムラボはルーブル美術館と大日本印刷の共同プロジェクト。大日本印刷が持つ技術を駆使して、ルーブル美術館から貸し出された3点の作品を多角的に鑑賞できるような新しい形の体験プログラムです。今回の作品は第3回展ということで、ティツイアーノの名品、日本初公開の《聖母子と聖カタリナと羊飼い》通称《うさぎの聖母》の展示です。大規模な展覧会では、なかなかじっくりとひとつの作品を見るというのは難しいものです。今回は展示は1点のみですが、ルーブル美術館の館長による解説つきで、更に、画家の生涯や画面の構図分析などをコンピューターを使って実際に体験できてとても面白かったです。完全予約のため、作品を独り占め状態でじっくり鑑賞できます。解説プログラムを体験したあと、また作品の前に戻って見直すと新たな発見があったりします。
小さなお子さんをつれてきているお母様グループと一緒でしたが、鑑賞者数が限定されているので、ゆったりした気分で見られました。
この体験が無料というのは驚きです。
昨年BUNKAMURAザ・ミュージアムで《サロメ》を、今回《うさぎの聖母》をみて、この春西洋美術館では《ウルビーノのヴィーナス》を見ることとなります。ティツイアーノはとても好きな画家の一人です。ベネチア派は色彩重視でデッサンが今ひとつといわれてしまうのですが、ティツイアーノは別格でデッサンも上手いです。何より、女性像の柔らかな美しさは、たまりません。会期は3月1日まで。興味のある方は、予約していかれてみてはいかがでしょうか?
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