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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2008年3月1日(土) 
会 場 東京都美術館
会 期 2008年1月24日(木)~2008年4月6日(日)
    入場料 一般1500円 学生1200円 高校生700円 65歳以上800円
図 版 2300円

 開館時間が9時ということで、8時50分ごろ門の前に到着するように家を出ました。門の前に並んだのはおよそ30人といったところ。
前売りを買ってあったので、そのまま入場。ゆっくりと鑑賞することが出きた。今回の展示のメインは工芸品で絵画作品が少々という校正。1月26日にルーブル美術館 美術工芸品部門学芸員フレデリック・ダサス氏の公演を聞いていたので、今回の展示を構成する2つの見所について、(18世紀美術におけるロカイユ(ロココ)様式から新古典様式への変遷、もうひとつ宮廷で女性が芸術の庇護・発展に果たしてきた役割について(ポンパドール夫人・デュ・バリー夫人・マリー・アントワネットを中心に))注意しながら鑑賞することにする。
 工芸品を見る楽しみは、その物を使っていた人間たちの暮らしを想像するところにある。精緻な細工が施されたきらびやかな食器類や嗅ぎ煙草入れは当時の貴族たちの豊かな生活を彷彿とさせる。美しい机や椅子を見て、豪華な衣装を着た貴婦人が、そこに座る様が思い浮かぶ。
ポンパドール侯爵夫人やマリー・アントワネット王妃の愛用の品を目の前にすれば、確かに彼女たちがこれらの品々を身の周りにおいて楽しんだのだと、感慨を深くする。18世紀マニアと化しつつある私としては、一点一点が非常に興味深いものだった。購入してきたカタログを良く読んで、勉強した後、もう一度見に行きたいと思っている。
 
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