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DNAの展覧会鑑賞記録帳
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鑑賞日 2011年2月6日(日)
会 場 ザ・ミュージアム
会 期 2011年12月7日(火)~ 2011年2月17日(木)
入場料 一般1400円 大・高校生1000円 小中学生 700円

印象派の画家クロード・モネは、晩年、パリから約80キロほど北西に位置するセーヌ川沿いの小村ジヴェルニーに住みはじめた。当時のジヴェルニーは、300人ほどが暮らす典型的なフランスの農村にすぎなかった。この村でモネは睡蓮、積みわら、ポプラ並木などの連作を生み出す。モネの友人であるボナールのみならず、日本の児島虎次郎をはじめ、19カ国を超す、300人以上もの芸術家がここを訪れ、ここに住み着き、一つの芸術家村の様相を呈するようになる。早くから印象派の絵画を受け入れ共感した
アメリカの画家達が多く、 今回の展覧会では、モネの作品を初め、彼の義理の娘ブランシュの作品、アメリカの印象派を形成するにいたる多くのアメリカ人画家の作品を紹介している。

同じ場所で制作された絵画なので、いったいどの作品が誰の作品なのか、すぐには見わけがつかない。キャプションを見ながら、ああ、この人の作品は前の展示室にあったなあ・・・、なんて感じで見て回った。作品を見ただけで、これは誰それの絵だなとわかるというのは、かなり難しい。素人でもある程度見慣れるとわかるようになるけれど、それはその画家がかなりはっきりとした個性を持っている場合に限ると思う。今回の展示では、描かれている場所はジヴェルニーの風景や村人がほとんどだし、みな印象派の画家なのだから、見わけるのは難しい。なので、今回は、あまり考えず、とにかく、自分にとって目の前の絵が心地よいか心地よくないか?という、極めてお気楽でイージーな観賞をすることにした。

今回の展示作品で一番気に入った作品は、ジョン・レスリー・ブレックの「積みわらの習作」の12連作。積みわらのある風景を定点観測カメラで写し取ったような作品で、とってもポップで印象的なもの。積みわらがまるで焼きおむすびに見えてしまって、妙な親近感を感じてしまった。ぜひ絵はがきが欲しかったのだけれど、売っていなかったのは、残念!

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