忍者ブログ
DNAの展覧会鑑賞記録帳
[101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95]  [94]  [93]  [92]  [91
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鑑賞日 2010年10月10日(日)
会 場 サントリー美術館
会 期 2010年8月11日(水)~ 10月11日(月)
入場料 一般1300円、大学・高校生1000円 中学生以下無料
図 版 2000円

1640年代後半に始まった鍋島藩窯草創期から幕末までの、各期を代表する作品と他窯の参考作品で構成されている。

常々思うのだが、日本人は日本人が作りだしてきた文化・芸術・技術の素晴らしさを正当に評価できていないのではないだろうか。

とにかく、大胆な構図、繊細で美しい絵つけに唸るばかりだ。200年以上前のデザインとは思えない斬新さ!そして、表だけでなく裏、高台に至るまで入念に仕上げられた完成度の高さにため息が出る。これらが飾り皿としてではなく、実用とされてきたというのだから、なんと贅沢な事だろう。

海外のブランド物も確かにいいかもしれないが、日本にだって世界で通用する素晴らしい美と技術があるのだ!!

「和」が単なる見直しにとどまらず、日本の美しさを日本人自身が自覚して、新たな創造に生かして行けるなら、日本の未来もそんなにくらいばかりじゃないと思う。その為には、世界に目を向け、その中での「和」を位置付けていく必要があるようにも思える。

本当に日本人ってものすごくいいものを作っているのに、謙遜しすぎというか、口下手過ぎなんですよね。

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
DNA
性別:
非公開
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]